普段使いの相棒

暦の上では秋とはいえ、まだまだ残暑の厳しい日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
すっかりブログの更新が滞ってしまい、久しぶりの投稿となってしまいました。また少しずつ工房の日常や制作の裏側をお届けしていきたいと思います。
今日は、私が普段手元に置いて愛用している「いつものテイバーパイプ」をご紹介します。
この写真テイバーパイプD菅は、普段の練習や思い立ったときにサッと吹くための普段使い用です。音量は控えめですが、そのぶん高音がしっかりと吹きやすく、扱いやすい仕上がりになっています。
本体の素材はヒノキを使用し、天然素材でやわらかい薄黄色に染色しました。ヘッド部分には非常に硬質な人造木材を採用しており、吹き口の安定感も抜群です。
実はこのパイプ、写真をよく見ていただくとわかるのですが……トーンホールの位置をうっかり間違えて開けてしまい、埋めて塞ぎ直した痕があります(笑)。自分用の試作・普段使いだからこそ残っている、ちょっとした失敗とクラフトマンシップの歴史(?)です。
デスクの脇や手の届くところにいつも置いておき、楽譜を眺めながらピロピロと気軽に吹いて音を楽しんでいます。気負わずに付き合える、頼もしい普段使いの相棒です。