トーンホールの結露対策

今日は雨が降ってます。暑かった夏が終わり、少し前まで、夜になると、良い音色を楽しませてくれていた虫たちも静かになりました。
気温が少しづつ下がり、笛吹にとって、これからの季節は、結露した液体がトーンホールを塞ぐのが悩みの種です。そこで、本格的な冬が到来する前に、笛の下の親指のトーンホールに人口象牙の筒を作って差し込みました。

人口象牙の筒の長辺は管の厚みより少しだけ大きくしてあります。これにより、結露した液体はトーンホールを塞がずに下方に流れていくはずです。
トーンホール径は少しだけ大きくして、音程を調整しました。
